2022年優秀選手は異例の選出も納得の顔ぶれに!

毎年、1年間ボートレースを盛り上げた選手たちが選出される優秀選手表彰。2021年の優秀選手、全8部門で表彰者が決定しました。

例年、グランプリ覇者が「最優秀選手」「最多賞金獲得選手」「記者大賞」の3冠を獲得するのが通説です。グランプリ覇者は1年間、賞金上位になるほど活躍してきた選手であり、グランプリ優勝で確実に賞金1位に、その活躍はもちろん注目され続けるので、その3部門の獲得は当然といえば当然のことです。

しかし、2022年は例年とは違う異例の選出となりました。

2022年グランプリを優勝したのは、白井英治選手でしたが、最優秀選手に選ばれたのは馬場貴也選手です。馬場選手はSGボートレースダービーを優勝し、おまけにGⅠ2V、GⅡまでも優勝し、グランプリ終了時点までは獲得賞金1位。それほど年間を通じて活躍し、2022年のボートレースの顔でした。

一方、白井選手は、グランプリを優勝したにも関わらず、グランプリ終了時点で獲得賞金は2位でした。いかに馬場選手が活躍していたか、いかに白井選手のSG優勝戦でのFが痛かったかが分かります。しかし、2人の賞金差はたったのおよそ106万円。グランプリ終了から12月31日まではまだ日数があり、これが2022年の賞金レースを面白くさせました。

グランプリ終了から年末まで、馬場選手は斡旋が入っていませんでしたが、白井選手は12月27日から地元徳山でお正月レース一般戦の斡旋が入っていました。12月31日までの5日間、もちろん成績と出走回数によりますが、それはもう白井選手ですから、106万円は十分追い上げ可能な日程でした。

結局、白井選手が12月30日に馬場選手の獲得賞金を超え、2022年最多賞金獲得選手となりました。

こうなると、記者大賞は誰が選ばれるのか分からなくなりましたが、2022年最も大きな話題といえばもちろん、


史上初女子選手のSG優勝ですよね。

その歴史的快挙を成し遂げた遠藤エミ選手が記者大賞に選ばれました。

遠藤選手は、SGを優勝した時点で「優秀女子選手」の獲得は間違いないとは思っていましたが、SG優勝はボートレース界の歴史の中での大きな功績ですから、記者大賞の受賞は納得ですね。そしてもう一つ、遠藤選手は「特別賞」も受賞しました。特別賞は毎年選出されるわけではないのですが、功績があった人を特別に称える賞です。2020年にはその年に引退された今村豊さんが受賞されています。2022年、遠藤エミ選手は3冠に輝きました。

2023年も白井選手、馬場選手、遠藤選手の活躍を期待しますが、新しいボートレースの顔が出てくることも期待したいと思います。

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その他の優秀選手も紹介しておきます。

「最優秀新人選手」…末永和也選手

「最高勝率選手」…池田浩二選手
 ちなみに、初受賞だそうで意外ですね。

「最多勝利選手」…新開航選手
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チムリー
Posted byチムリー