笹川賞~ボートレースオールスターファン投票の今昔

2023年2月18日まで、2023年ボートレースオールスター@芦屋のファン投票は絶賛受付中であるが、その昔、ボートレース場などでのファン投票イベントでは、選手と触れ合える機会があったのをご存じだろうか。

現在のファン投票の方法は、
①パソコンまたはスマホサイトでのインターネット投票
②ボートレース場やチケットショップでのマークシートによる投票
がある。

インターネットが普及する今でも、パソコンなどを使えなくてもボートレースを楽しんでいる方のために、マークシートによる投票が設けられている。現在は、ボートレース場やチケットショップで、それぞれ決まった日にちで開催される「ファン投票の日」のみ、投票ができる。

以前は、このボートレース場などで行われたファン投票を推進するためのイベントに選手を手伝わせていた。主に土日で行われるそのイベントは、ファンイベントの一環で、事前にどの選手が参加するかはホームページで発表された。だいたい3~4名ほどの選手が選ばれ、マークシートを配布するテーブルの前に立ち、実際に手渡しで配布するというものだ。選手と話しをしたり、握手をしてもらったり、サインをもらうこともできた。

しかし現在はそのようなイベントは一切なくなった。それは、ある事件があったからだ。


2013年のボートレース大村でのイベントの時のこと。4070中村亮太選手がイベントの手伝いをしていたのだが、マークシートの自分の欄にマークをつけたものをファンに配布していたのだ。これに気付いたファンからの苦情で事件として発覚し、中村選手は12か月の出場停止処分となった。さらに、選手会からも12か月の自粛勧告があり、合わせて2年間の出場停止となったのだ。

この事件以降、出場資格のあるA1選手は手伝いに参加することができなくなり、B級の選手で行っていることもあったが、現在ではそれもなくなった。

コロナ禍になってから、入待ち出待ちや選手紹介など選手と触れ合うことができなくなったが、選手の安全を守ることはもちろん、あらゆる不正を防いでいくためにも、今後も選手との距離を縮めるのは難しいだろう。

ちなみに、私が下記の記事で触れた「そう疑われても仕方のない事件」とはこのことである。

中村亮太の舟券は買ってはいけない。 - 競艇コラム


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チムリー
Posted byチムリー

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    2023.01.30 (Mon) 22:59 | ジュテームとガッデムとボートレース