笹川賞☆優勝戦を振り返る

舟券としては間違ってなかったと思う。
ただ、静岡勢の団結と作戦に負けてしまった。

まずはピット離れで渡邉英児が井口にプレッシャーを与えた。
ボートに水を入れるように吹かして進入した。
その後の井口は多量の水をもらったものの冷静に対応し、
イン逃げはできると確信できた。

しかしスタート展示と違い菊地孝平が前付けに来た。
最後まで峰竜太が抵抗していたが、
菊地の引くのか引かないのかわからない中途半端な進入に、
峰は大外に回ることを余儀なくされた。

この時点で私の舟券は半分ないものだと思えた。

ただ坪井康晴次第では十分ありえる舟券だったので、
ますます坪井に願いを掛けた。
でも「ボートレースは差しです」をモットーに生きている坪井が、
外マイを余儀なくされた井口と渡邉の1マークのターンに、
菊地が差しに回った時点で、もう私の舟券はなくなった。

1-345-3456
3-145-1456
宣言通りこの舟券を勝った私。

結果は1-6-2。井口-菊地-渡邉。

それまで賞金王井口の強さを見たことがなかった私は、
井口の強さを改めて初めて見た気がする。

普通なら井口の頭を買わない私が買ったのだから、
井口を買ったことに後悔はしていないし、
表彰式のインタビューでのいつものブチ込む発言とは違う謙虚さも、
すごくステキだったしファンになった。

年末までブチ込むことを期待して、住之江巧者井口がまた、
賞金王を沸かせてくれることを楽しみにしている。

チムリー
Posted byチムリー