皇艇☆峰竜太☆34,968人の想いに応える優勝~悲願オールスター優勝おめでとう!【1】

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まるで引退会見のような優勝者表彰だった。
涙しながら、「思い残すことはない」なんて。

オールスターの直前、峰竜太は住之江の一般戦でイン逃げを決めて優勝していた。風速1mという穏やかな水面で行われた優勝戦。STは0.17で遅めだったけれど、余裕の逃げ。なんと楽なイン戦だったか。次節に最大の試練のイン戦が待ち構えているとは、この時は峰でさえ、想像していなかっただろう。

シリーズの序盤は、いつもの峰竜太といった舟足で、とりわけ出ているわけではなかったが、枠番に応じた卒のない走りで着をまとめていた。

3日目の前半レース、5枠の峰は5コースから豪快な捲り差しのハンドルを入れて狭いところに割り込んでいったが、みんなが流れる感じになったところを、6コースから最内を差した永井彪也が突き抜け、峰は4着。3連単172,420円の超ビッグ配当となった。

以前、峰が語っていたが、豪快な捲り差しはファンが期待していると思っているので、そういうレースをしたいという。着を落としてしまうかもしれないイチバチの戦法でも、ファンの期待に応えるためにしようとしてくれていたのだ。


4日目予選最終日は2号艇の1回走り。峰は2着までで自力での予選トップ通過が見えていた。それでも峰はまた2コースから濱野谷憲吾を差して1着を取る。手堅く2着を取るよりも、常に1着を取るためにどうするかを考えていることがトップの選手である証。それでも今節はファンのためにという気持ちが強かった。

つづく
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チムリー
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