石野貴之~2021年初SGクラシック制覇も大スランプの理由【1】

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SGを優勝したのに、こんなに表情が硬い石野貴之を見たことがあるか。その時の笑顔も力強さや自信はなく、弱々しいものだった。

グランプリを獲った次の年は、活躍が目立たなくなる選手は多い。グランプリを目標に集中し続けた1年間、いや、数年間を過ごしてきたのだから、緊張の糸が切れるように、成績が少しくらい下がっても仕方がないものだと思う。

しかし、グランプリ優勝戦出場者は、翌年のSGはボートレースダービーまで優先出場権が与えれるので、フライングなどがなければ出場できてしまう。だから特に注目していない限り、調子の良し悪しは正直よく分からない。

ということで調べてみた。これまで制度が変わった2014年以降のグランプリを制した選手の中で、グランプリ獲得の次の年に全く活躍していない選手は、………いなかった。最低でも一回はSGの準優勝戦には乗っている。

ただ、活躍が少なかった選手として名前を挙げるとすれば、それは瓜生正義である。

2016年にグランプリを制した瓜生正義は、2017年前半にF2になってしまう。しかもそのうち1本はG1の優勝戦でのFだったので、G1の出場機会が減った。同じ年の後半にもまた1本Fをしてるが、ダービーにもグランプリシリーズにも出場している。FによりSG出場回数は少なかったが、それでも勝率は7点台後半を残した。

では、石野貴之はどうだったのか。

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2019年にグランプリを制した石野貴之は、2020年5月のSGオールスターと10月のSGダービーのいずれも予選でFを切っている。特に、ダービーでのFによって、チャレンジカップの出場ができなくなり、賞金が足らずグランプリ出場は叶わなかった。さらにF休みのため、グランプリシリーズでさえ出場できなかった。この年の勝率は6点台半ばである。

ここで、瓜生正義の場合と石野貴之の場合は、似ているようで似ていない。何が違うのだろうか。

その一つに、F休みとSG出場機会が挙げられる。

瓜生正義は2017年前半、F2をまとめて消化したため、グラチャン、オーシャン、メモリアルと立て続けに出場できず、10月のFにより、チャレンジカップがF休みとなった。しかし!ダービーもシリーズも運良く出場できたのだ。

石野貴之は、瓜生よりFがそもそも少ないので、2020年の前半のSGはメモリアルだけがF休みで出場できないだけだった。しかし、10月のFにより、チャレンジカップ、シリーズの出場ができなかった。

SG出場機会は石野の方が多かったが、10月のFが2週間違ったことで、シリーズさえも姿を見せられなくなってしまった。昨年のグランプリ覇者なので、シリーズ回りになったとしても、ファンはその姿を見たいものだ。

【2】へ続く
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