守屋美穂は常にターンスピードを意識した方が良い。【2】最終回

守屋美穂は常にターンスピードを意識した方が良い。【1】 - 競艇コラム - ジュテームとガッデムとボートレース

2020年8月22日、大村で行われたヴィーナスシリーズ優勝戦。

枠なり3対3でインは遠藤エミ、4号艇に守屋美穂がいた。遠藤と守屋はトップタイのSで、23コースが凹んでいたので、守屋は内に絞って行くが、根元まで行ったところで差しに転じる。ここでターンをするために座り直すが、それが長い!!

「よっこいしょ、ふう~そろそろ立とうか~」

ってな具合。それに比べて遠藤は座り直した時間は一瞬であり、他艇を蹴散らすように猛スピードで逃げた。ターン前の一瞬の行動が速ければ、レディースチャンピオンで平山智加が守屋にしたように捲りが決まったかもしれない。あそこで差しに転じても優勝は狙えない。

…と書いたが、守屋は決して素早いターンができない訳ではない。


2020年7月24日SGオーシャンカップ@鳴門4日目。1号艇だった守屋に対して、3号艇の新田雄史が捲り差してきてバック並走。そこから2回外マイした守屋に、3回目は新田が張って回ったところ、差しに転じた守屋が届いて作戦勝ち。このときの外マイはしびれるものがあった。「決まれ~~沈めてしまえ~~」と思わず声援を送ってしまう。あの新田に対して競り勝ったスピードは、決してターンマークでお茶など飲んではいなかった。このターンを女子戦でもいかなるときも常に意識してほしいのだ。



すでに持っているターン技術を常に意識して行うだけで、守屋は捲りで優勝することもできるし、もっと勝率を稼いで強くなることができる。まだ取っていないG1制覇は決して遠くはない。技術は持っているのだから。まだ若いこれからの守屋に期待したい。
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チムリー
Posted byチムリー