池永太~これではSGは通用しない~SGクラシックを振り返る

2020年3月ボートレース平和島で行われたSGボートレースクラシックに出場した池永太選手は、このSGはバースデー節であった。

4日目に2着、1着と勝負がけを成功させ、準優勝戦には3号艇で乗ることが出来た。4日目の勝利も3号艇3コースから捲り差しを決めているので、きっとそのイメージでレースに臨んだのだろう。

しかし1周1マーク、2号艇2コースの吉川元ちゃんが、インの毒島誠選手にツケマイに行ったのだ。

2コースから準優勝戦で2着以上を目指すとき、引き波に飲まれやすい差しを選択するより、外マイを選択するのはよくあること。にしても、元ちゃんの同体からのツケマイは意表を突いたものだった。

毒島選手は完全に飲み込まれ、バックストレッチでは上手くその場を凌いだ池永選手が2着に浮上した。しかし、ゴールするまで、その2着を守ることは出来なかった。

2周1マーク。柳沢一選手を行かせてから差した。2マークでも一ちゃんを行かせてから差す。始めは先行気味だった池永選手も、はじめちゃんにどんどん追いつかれてくる。3周目にさしかかる頃に並ばれて先行された。

そこで池永選手は、はじめちゃんにツケマイを食らい、一発で潰されることになったのだ。


そう、ツケマイが出来なければSGで活躍することは出来ないのだ。

相手は一般戦の選手じゃない。行かせて差してターンミスを待っていても、誰もミスはしない。そんなことしていては、ターンで差すために一瞬待たなければいけないから、先にターンをした選手が全速で回れば、差しが届く保証は全くない。

早い段階で、相手を潰してしまわなければ勝ち目はない。自分が常にターンで先行する事を考えるべきである。

池永太選手
エンジンに助けられるばかりでなく、もっと腕を磨いて、本当の強さを持て!!
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チムリー
Posted byチムリー