フライング後は買え

Fをしてしまった選手の次のレースは、どうも買いにくいものです。

だって、【選手心理】をちょっと想像すると…

・スタートに自信が持てなくなる
・F2は避けたい
・そもそも節間2回目は即日帰郷になっちゃう
・審判に怒られるのが怖い


じゃあ【ファン心理】からすると…

・絶対S控えるでしょ
・捲られてしまってどこにもいなくなる
・3着までになんて絶対来ないよ


ということで、ファンはその選手の舟券を買いにくくなります。

2019年6月21日SGグラチャン@多摩川の4日目、2Rにおいてイン屋の石川真二選手が1号艇なのに、前付けに行ってないのに!F.03となりました。他の選手も全員0台Sのスタート合戦でした。

その石川選手はこの日、9R4号艇で再登場します。前半レースでFを切った人とは思えない、果敢な前付けで2コースを奪取。1マークでは3コースの坪井選手に捲られましたが、2マークで坪井選手とインだった魚谷智之選手が競り合った間隙を突いて1着に躍り出てそのままゴール。3連単は28,980円の高配当になりました。

では、F後の本当の【選手心理】とはどんなものなのでしょうか。


それについては実は以前、この記事→『平尾崇典と1号艇とフライング@準優&一般2回走りの選手心理』で次のように書きました。

・前売りで買っているお客さんもいる
・期待に応えるため、手は抜けない
・一つ一つのレースを常に全力投球


ですから、F後だからと言って、安易に舟券から外してしまうのは非常にもったいないことが起こります。というか、よく来るという印象さえあります。(注:そもそもボートレースに”絶対”はないよ)

もしかしたら、予選の得点争いから離脱したことで、肩の力が抜け、レースを冷静に行うことができたから、思わぬ展開を突けたりすることができるんじゃないかなと思っています。

ちなみに、このグラチャンの準優勝戦でFを切った白井英治選手と新田雄史選手は、最終日の一般戦においてそれぞれ、2着と3着でした。

覚えておきましょう!
「フライング後は買え」
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チムリー
Posted byチムリー