ボートレース伝説の名勝負はこれだ!と思う。

ボートレースの名勝負の思い出は、ファンがそれぞれ持っていた舟券やファンだった時代やファンだった選手によって人それぞれでしょう。

私はまだボートレース歴が浅いので、うわべだけでしか伝説の名勝負レースを見ていませんし、語ることはできないのですが、2015年も名勝負が生まれたので是非ちょっとまとめてみたくなりました。

3つあるのですが、まず1つ目。

2008年の第55回全日本選手権(ダービー)。1号艇丸岡正典選手、3号艇瓜生正義選手の大接戦です。ちなみにチムリーがブログを始めるちょっと前のことですね。



よく見ると1マークで丸ちゃんのハンドルが瓜生さんをけん制しまくって切り直しているような感じでターンをしています。

これを見てあの賞金王決定戦(グランプリ)を思い出したという人も多いはず。

ということで2つ目は、1995年の第10回賞金王決定戦。「ターンの魔術師」中道善博選手VS「不死鳥」植木通彦選手。

この年以降の優勝者はモンキーターン世代の若い人たちになっていき、一つの時代の節目のレースという意味でもとても重要なレースだと思います。



よく見たら、グイグイがんばる烏野賢太選手がいるんですね。

1つ目と2つ目のどちらの名勝負のどの選手も、ミスの連続だったと語ります。どちらかが完璧なターンを1度していれば勝負はすぐについたと。いつもすごいターンをする人たちでもそんなことになってしまう、勝負がかかったレース。これが名勝負なのかもしれません。

今でこそ私はどちらが勝ったか覚えていますが、少し前まで結局どっちが勝ったのかを覚えていませんでした。私の中では、どちらが勝ったかわからないくらいの大接戦も名勝負の定義の中に入れたいと思います。

そこで今年2015年はまた艇史に残りそうな名勝負が生まれました。

3つ目の名勝負は、第61回ボートレースメモリアルです。1号艇峰竜太選手。2号艇篠崎元志選手。



これはゴール前までの大接戦ではないのですが、ドラマがあるから面白い。

1号艇の峰竜太選手。ファンならよくご存じのSGになかなか優勝できない彼が1号艇という絶好枠で優勝戦に乗艇したものだから、もう嬉し涙の初優勝をファンの誰もが期待しまくったレース。

ただそこにはやはり勝負の厳しさが彼を襲い…っていうか、篠崎元志選手が襲い、悔し涙の準優勝に散りました。

だからこれは優勝が峰選手じゃないことだけはわかります。峰選手には非常に失礼だけれども。でも、今後峰選手がSGを取ることができたなら、このレースもどちらが勝ったのか思い出せない名勝負となってほしいと思います。

チムリー
Posted byチムリー