今村豊という人格者「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
2015年07月09日 公開

チムリーの大好きなマスターズ、今年4月17日に児島に見に行きました。
2015年マスターズ、完全優勝したのはミスターボートレース今村豊選手。
普段は抽選運がないという今村豊選手だけど、このときたまたま弟子の白井英治選手が2月の中国地区戦で優勝したエースモーターを引き当てたもんだから、もう鬼に金棒ってこのことを言うんですね。
この日の公開勝利者インタビューも、お客さんは「また(今村)か…」と言った様子でイマイチ盛り上がらないし、見に来るお客さんもすごく少なかったのです。
それほど強すぎた、現役ながらのレジェンド今村豊さん、さすがです。
JLCの番組「The Perfect Master 今村豊」で今村豊さんは強さの秘密について、次のように語りました。
“若い頃は、コースを取れなかったし、むしろ外から諸先輩方を捲ってやるんだ、という意気込みでやってきた。今の僕があるのは、そういうレースをしてきたから。
今の若い子はすぐに内のコースに入る。そうすると強く長くはできない。”
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
この言葉をモットーにしている今村豊選手。
今村豊さんの言葉はいつも、人生の先輩として教えられるものがあります。
それもこれも、今村豊さんが努力したり苦労したりして築き上げた実績があるから言える言葉だし、重く響く言葉なんでしょうね。