阿波が捌き屋になった!?

ここ最近あの阿波が捌き屋になったらしい。当然進入はいつも6コースなのだが、1マーク最内を差したり捲り差しに入ったり。入着はまだ6着が多いものの2着や3着が多くなってきている。

チルト3度を積んでも2着3着を走れる選手には矢後剛がいる。彼は3度の伸びを持ちつつも回り足もほどよいプロペラを持っているのだろう。3度だからといって2着3着を舟券から外してしまってはもったいない。

今の阿波はどうか。以前ほどの伸びはないような気もする。1マーク捲れそうな体制でもそこから出て行かないから捲り差しのハンドルを入れる。それはプロペラに伸びが足りないのではないかと思う。というより昔とは違うプロペラができたのでそういう走りをしているか、差しの練習をしているか…。


いずれにしても阿波マークという言葉が出来ているように、簡単に6コースをもらえないことが多くなってきたことが原因だといえる。

阿波マークを初めて阿波自身に強烈なインパクトを与えたのは、今旬の今村豊だ。今村豊はどこのコースでも150起こし。その今村が6号艇だったときのこと。去年のMB記念@丸亀。6号艇の今村はいつもの150で真横に艇を流し、消波装置いっぱいまでコースを横切ったのだ。これがその時の進入の様子。
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もちろんスタ展は阿波を普通に6コースに入れた。この今村の作戦に阿波は「え?オレどこ走ったらいいの?6コースじゃないの?5コース?」と混乱したに違いない。

その後阿波は調子を崩し、現在の勝率までになってしまった。今阿波マークが大流行で阿波が4コースを余儀なくされることもしばしば。そこで勝率キープを含め対応策となるのは少し内からでも2着3着を守れるプロペラでありハンドルであるのだ。

チムリー
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