【総力特集】今垣光太郎のリベンジと強さ

今垣光太郎はSG優勝戦を1号艇で優勝するのは初めてだった。

2003年笹川賞@平和島
優勝戦メンバーは1号艇から
今垣光太郎/池田浩二/烏野賢太/石田政吾/加藤峻二/平石和男
枠なり進入にも関わらず笹川賞らしく緑の平石の捲り差しに敗れる。

2005年MB記念@若松
優勝戦メンバーは1号艇から
今垣光太郎/菊地孝平/山崎智也/辻栄蔵/西島義則/田村隆信
ややこしい人が外にいるので当然進入は2人深くなり、
3コースに入った菊地に捲られた。

やっと1号艇1番人気で勝つことができたのが彼のリベンジか。
ちょっとこじつけの様な気がするけどまぁいいや。


彼は前節住之江の優勝をしてからチャレンジに来た。
彼のここ最近の勢いは何だろうか。彼の強さは何なのか。

それは一つプロペラが大きな大きな要因だ。

伸び型から出足型のペラに変わり、レースの仕方も変わった。
4コースカドからの絞り捲りは彼の持ち味だったが、それも封印。
インからも1マークでキュッと小回りし2コースの行き場を完全になくす。

しかし優勝戦4コースから差した中島孝平に並ばれかけたが、
あっさりと振り切った。伸びもなくなったわけではない。
回り足を強くした伸び型のプロペラとも言えようか。


もう一つの彼の強さの要因は「平常心」。

ペラが変わり、レーススタイルが変わり、着をまとめ、無理はしない。
プロペラが変わったことから捲りに行くこともなく大敗はしない。
自分が展開を付いてでも勝てるような作戦を落ち着いて実行する。
つまりは今のプロペラがあっての平常心の強さではないだろうか。


住之江水面。賞金王。その走りを1走1走一層注目したい☆.。.:*・°

チムリー
Posted byチムリー